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この間日本武道館で見たあいつらからの妄想 ①

一体あれはなんだったのか?

Perfumeとは一体なんなんだろうか?

個別的に問うてくと、よーわからんのでありました。

ただ、ひたすら、あの躍動感とチーム一丸となって行われた高精度のギミックに興奮したということだ。

個別的なことをいろいろ考えても分からない。

では、何故もってかれるのか? 

恐らく、これでもか、っつーくらいに徹底的に『非自己表現』を演出しているからである。

言っちまえば、極めて優れて宗教的なのでしょう。 

極めて優れた音楽とかなんとか、なんにしろ、それは、形は違えど、優れて宗教的らしいんだが、もはや私にはよくわかんなくて、更にわかりづらいこととしては、キモくても凄くても鳥肌。怖くても嬉しくても涙。たいして変わらん気もするが、どうやら皆が決定的だと思う瞬間の差異、あの、異常な感嘆と侮蔑の境界線だ。

慣れだろ。

あー恐ろしい。

輸出するなら「個」がどんどん自爆してる今だよー。

けっ。 

全部嘘で、単に素晴らしかった。

始まった瞬間凄すぎてションベンちびりそうになった。「かっけぇぇえええ!!」とか言うので精一杯。

その後回復して、「イェー!」とか「ウォーゥ!」とかは言い得ても、手を振るのとかは恥ずかしくて無理だった。


そういや何日か前に呑み快とかいうバンドのインストアライヴに参加してきた。

眠かったり申し訳なかったり楽しかったり悲しかったりした。 

あーあ。

ビートルズ好きも、ディラン好きも、マイルス好きも、くるり好きも、ジャニーズ好きも、ブルーハーツ好きも、ブルーハーブ好きでも、別に何でもいいけど、
早く終わんねーかなー。 このグラングランでプランプランな無節操なサイクルが。
だって、非経済的だと思うんだ。飲もうんだ。

結局は道端で死にそうな子供を抱きながら涙を流している母親の耳に届くのは、神のような歌声の、その辺のおっさんが歌う、ブルースのみ。 って方向に持って行きたいんでしょ? 

という妄想①


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