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はいはい。

あれ。

中空構造日本のあり得るエンターテイメント形態としては、考え得る限り最良のものなんじゃなかろうか?

与えられ続ける事と細分化された差異にアイデンティファイしていくことが重なっている今の状況の中で、新しい商品マーケティング戦略の模範のようなもんだとも思った。

そもそも「根付いた文化」なんてもんが成り立ちようも無いのにその幻想の中で必死に足掻いてみせる(本当に足掻いているならもっといい商品が出てくるはずなのだ)ことで満足を得ているような輩達がさも大変な過去を送ってきたのだからその見返りを得て当然ではないか?とでも言ってる様な状況の中では奇跡的なもんだ。

そう。野球かベースボールといえば、ベースボールだし、サッカーかベースボールかといえばサッカーだなー、と思った。


オラが街のチームパフュームが今日もまた最高に美しいゲームを見せてくれる・・・という。

まあ素晴らしく「経済的」ですよ。「政治的」ともいえる。そして「宗教的」ともいえる。

応援って重要なんだけどね。

「わたしはこの人の信念に惚れこんでいるし、だからこの人に投票した。この人を応援する。」
とか、
「彼女は凄い才能を持っている。努力も知っている。たまたま現在私の彼女だが、そんなことは敢えて言うまでも無く、私はこの人がやっている音楽を応援している。」って意味で。

そういう「応援」を受けるためには、一歩も間違え得れないし、常に他人との共生が意識されてなければならんだろう。
期待の裏返しで、ミスればすぐに愛のあるブーイングが飛んでくるだろう。
そのプレッシャーに晒されながら最良のものを送り出すのが、本来の意味でのプロっつーことじゃないですかね。

今後問題になるのは、旧来の仕方で欲望を同一化しようとしてくるファン達(つまり、過去への仕打ちへの怨念と同一化しようとする輩)がまるでフーリガンのように状況を腐らせるのではないかと言う事だ。いつの時代もそうであるように。
(そういう奴等こそが、オリンピックを見て「あれは国家規模での大プロパガンダだ」とか言い出す輩なのだ。逆説的に)


それ以外の欲望であれば、勝手に奴等は修正してくるだろうし、最良のバランスで裁いていくだろう。
そもそも、その知性がなければここまでになることは無かったはずだから。

実際3人自身ほんと地に足が着いてて、テレビだとかなんとか特に重要視してなくて、遊び場くらいにしか思ってなくて、ライヴが第一義なのだと思ってる感じが垣間見える。


あと、最近Perfumeに関して思うのは、皆「アイドル」という言葉の重層性を混同してんなーってことだ。
出自は「アイドル」であるし、現在は「アイドル」と「アイドル」の中間にいるし、今後は「アイドル」を目指していくだろうと言う意味で。

4人はアイドルならぬ、3人は「アイドル」なのです。


まあ今後のことなんて知ったこっちゃないけど。とにかく楽しいなー。

そういや、サッカーで相手の膝が胸には入って、アバラが死ぬほど痛い。

というお気楽な妄想③

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