08/04/23 山口ではガソリンと医療制度はタブー?
行かない方がいい、と言いながら行く。言わない方がいい、と言いながら言う。
まことに不可解千万なのが山口補選に関する福田首相の一連の言動です。
地方の選挙、国政の課題には触れる必要がない、というのが地元与党の姿勢らしく、総理のモノ言いはそれとは随分外れています。隣に立っている候補は国土交通省の元キャリア、総理がせっかく一般財源化を唱えているのですから、ガソリン税の暫定上乗せ復活くらい訴えれば?どこで行われようがれっきとした国政選挙、その限りでは、内容はともかく福田首相の方がマトモ。有権者は国政の課題で選ばずに何をもって国会議員を選べと言うのでしょう?
ともかくも今、小泉前政権の「後期高齢者医療制度」に理解が得られないのはどの地方であっても同じでしょう。国民の猛反発にさすがの与党も驚いた。にわかに180度態度を変えた、今週からは「高齢者のみなさんの悪いようにはしない」と一生懸命言うようにしたらしい。が説明すればする程、反発は強まっています。「カネが足りない」ことはわかりました、だからと言って高齢者を例外扱いするのは別問題、心のこもったスジが欠けていると誰もが感じているのです。
それほどのピンチなら、道路の特別扱いやめたら?だが「その分、高齢者医療に回します」とは、国土交通省出身の与党候補はとても言えない、口が裂けても言わないでしょう。ではかわりに何を有権者に訴える?「地域活性化」ですか?これまでの仕事柄、私も「地域活性化」には双手を上げて同意したい。だが、国の言う通りにしていれば目的が叶うと言われても、これまでの経緯からして、もうあり得ない話だと子どもでも分かります、「変えないことはいいことだ、変えれば国民の暮らしを混乱させる」ではなく、「今、変えなければ国民の暮らしを崩壊させる」と言うことを。
民主党の平岡候補には現職時代、様々な局面でご指導いただきました。かつて当の山口県でNPO関連の集会で同席したこともあります。大蔵省から弁護士に転じた異才で、やや早口だが心のこもった聡明な政治家です。地域だけでなく、次の時代の日本を間違いなく担う人材であることを私も保証させていただきます。