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tag:blog.specters.net,2023:/redstone//6
2007-09-27T15:53:10Z
Movable Type 3.2-ja-2
酔いどれ詩人になる前に / ベント・ハーメル
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1318
2007-09-27T15:43:18Z
2007-09-27T15:53:10Z
アメリカの偏屈泥酔作家ブコウスキーを描いた作品。 ひたすら破天荒な人生。 この...
redstone
アメリカの偏屈泥酔作家ブコウスキーを描いた作品。
ひたすら破天荒な人生。
この映画を見てブコウスキーのことをカッコいいとか思うヤツ沢山いるんだろうけど、俺はさすがにそこまで思えない。
密かに(声高に?)ステレオタイプの幸せを望んでいる俺ってなんだろう。テヘ。みたいな?
ブコウスキーは、作家としてのプライドがぎりぎりのところで、彼の人生のブレーキの役割を果たしていたんだと思う。]]>
天然コケッコー / 山下敦弘
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1269
2007-09-01T06:32:30Z
2007-09-01T06:44:08Z
「ジョゼと虎と魚たち」、「リンダリンダリンダ」が好きな自分にとって、今年もっと...
redstone
「ジョゼと虎と魚たち」、「リンダリンダリンダ」が好きな自分にとって、今年もっとも楽しみにしていた映画。
そして、もちろん期待以上だった。
こういう映画を見ると、映画館を抜け出した瞬間から周りの景色の見え方すら変わってくる。
何ていうんだろ。通りを歩く恋人たちの表情とか、ネオンを構成している一つ一つの光の粒とか、
今まで何ともなかったものが、すべて際立ってきて強烈な自己主張を感じるような感覚。
神経は研ぎ澄まされているけど、柔らかいオブラートで包まれていて暖かいような感じ。
ちなみに俺は映画を見た後、一人で飲み屋を3軒はしごしました。
しかし夏帆は本当にいい女優になったね。
三井のリハウスガールから着実に磨かれてる。
脇役でも、廣末哲万演じるシゲちゃんが最高。
祭りのシーンとか、着ている服とかニヤニヤしまくり。
目力のスゴサとか。
この人の演技/監督作品は今後も追い続けます。
くるりの曲も泣かずにはいられません。
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Headed In The Right Direction / Piranha
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1262
2007-08-28T14:25:52Z
2007-08-28T14:49:00Z
完全にジャケ買い。 どんだけ有り得ないジャケットなんだよ! 着てる服とか。 や...
redstone
完全にジャケ買い。
どんだけ有り得ないジャケットなんだよ!
着てる服とか。
やる気がないんだか、逆にある過ぎるのか・・・。
このセンス・・・大好きです。
軽いノリのスイートファンク。
今回初CD化でしばらくは幻の作品だったらしい。
気が抜けたホーンセクションがいかにも80年代ソウルを主張していて、ぬるいIsley Brothersって感じ。
でも結構好きかも。
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blue / 曽我部恵一
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1253
2007-08-27T11:04:08Z
2007-08-27T11:36:01Z
曽我部恵一の声はエロい。 ただ、向かう方向が外じゃなくて内向きなために、それが...
redstone
曽我部恵一の声はエロい。
ただ、向かう方向が外じゃなくて内向きなために、それがわかりやすいエロさとして認識されないんだと思う。
みんな騙されるなよー。
で、今回の新譜。
前作のラブシティから半年ちょい。
はやっ!
俺の周囲では、「曽我部自己啓発セミナー説」が浮上するくらい、『STRAWBERRY』以降のここ最近のソロの作品は、サニー・デイ時代と一線を画す"ノリノリ"&"ラブラブ"なバンドサウンドだったわけで、どうも個人的には好きになれなかったんだが(でもこのストロベリーの①~③はマジでサイコーで録音さえ良ければ・・・)、本作は久しぶりの名盤だと思う。
まず、音がいい。
ギターも声も近くで鳴って臨場感がある。
だからといって作りすぎているわけでもなく、一発録りの乱暴さもない。
①からわかりやすい曽我部節が炸裂し、③のハードロックナンバーも下手なUKロックより全然イイ。
ファンが一番期待するそのものの⑦はもちろん、⑧も大好き。
あとは、サニー・デイ時代の「果実」みたいな暗い曲も作ってくれれば言うことなしなんだが、もうそれは言うまい。
しかし、タワーでもHMVでもガンガン流れているし、曽我部も人気出たよなぁ。
法政大学でやったソロ再始動後の初ライブなんて客が30人くらいしかいなかったのに。
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ミュージックマガジン社 レココレ読者ベスト20
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1254
2007-08-26T11:37:18Z
2007-08-27T15:38:00Z
ミュージックマガジン社発行のレコード・コレクターズ2007年5~7月号で話題にな...
redstone
1. Van Morrison / Moondance
2. King Crimson / In the Court of Crimson King
3. Def Leppard / High 'N' Dry
4. The Beatles / The Beatles [White Album]
5. Joni Mitchell / Blue
6. The Band / The Band
7. Aretha Franklin / Lady Soul
8. Pink Floyd / Meddle
9 . Sly & The Family Stone / There's a Riot Goin' on
10. Bob Dylan / Blood on the tracks
11. Linda Hoyle / Pieces of Me
12. Patti Smith / Horses
13. Carol King / Tapestry
14. Neil Young / After the gold rush
15. Iron Maiden / The Number of The Beast
16. Jimi Hendrix / Are you Experienced?
17. AC/DC / Back in Black
18. Laura Nyro / Eli and the Thirteenth Confession
19. The Beach Boys / Pet Sounds
20. The Doors / The Doors
元メタル少年として、某B!誌には申し訳なかったが、ベスト1はVan Morrisonになってしまった。
あ、DOKKENもねーよ。
1位はやる前から自分の中でわかりきっていて、問題はどのアルバムを選ぶかだった。
『Veedon Fleece』と『His Band and the Street Choir』とで大いに迷った。
ポイントは3位のDEF LEPPARD。『Hysteria』や『Pyromania』ならまだしも、『High 'n' Dry』。
何故か何度聴いても飽きない。AC/DCもそうだが、俺はリフに弱いらしい。
プログレも案外少なかったな。
ピンク・フロイドはもちろんこれ。
しかし、何だこの雑食性は?
プログレにメタルにソウル?
熱心なレココレファンには「ザーコ」って言われそうだね。でも気にしないね。
あと、選んでて女性アーティストが好きだって初めてわかった。
ちなみに⑪はマイナーだけど名盤ですよ!
応募締め切りはとっくに終わっているので増刊号の結果を楽しみにしましょう。
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まほろ駅前多田便利軒 / 三浦しをん
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1255
2007-08-24T12:38:19Z
2007-08-27T12:53:09Z
友人に借りて読んでみた。 とても読みやすくかったが、ストーリーが少し破天荒すぎ...
redstone
友人に借りて読んでみた。
とても読みやすくかったが、ストーリーが少し破天荒すぎて、まるで漫画を読んでいるよう。
何でもケリをつけなきゃ気がすまないクソに是非読ませたい小説。
三浦しをん、他の作品も読んでみるか。
表紙もナイスみてーの。
「知ってしまったら、もうもとには戻れない」
「気がすむまで進むしかないでしょ」
「関係者全員が不幸になってもか」
「不幸だけど満足ってことはあっても、後悔しながら幸福だということはないと思う。」]]>
昼顔 / ルイス・ブニュエル
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1258
2007-08-20T13:27:33Z
2007-08-27T14:24:36Z
女性誰しもが心の奥底に抱えているといわれる娼婦性、それを具現化した映画。 その...
redstone
女性誰しもが心の奥底に抱えているといわれる娼婦性、それを具現化した映画。
その娼婦を演じるのが、この世の者とは思えない肌の白さを持つ、かのカトリーヌ・ドヌーヴ。
作品の内容そのものについては、あまたある解説書等に譲るとして、この映画はとにかく監督のルイス・ブニュエルが好き勝手にやっている。
ドヌーヴに泥を投げたり、そのまんま脚フェチだったり、個人的には最高に見どころが多い作品。
ブニュエルのサディストぶりは完全には嵌った。
車椅子とかももちろん爆笑。
本作品でブニュエルが着ている衣装はすべてイヴ・サン・ローランが担当しているみたいで、ブニュエルのファッションを見るだけでもまったく飽きない。
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サイボーグ俺達 / HALCALI
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1263
2007-08-15T14:54:20Z
2007-08-28T15:10:07Z
ヒップホップユニットHALCALIの新譜。 youtubeでPV観て速攻で買い...
redstone
ヒップホップユニットHALCALIの新譜。
youtubeでPV観て速攻で買いました。
今年一番のヒットかも。
「Look」とかマジで泣けます。
女はこうじゃなきゃ。
「桃源郷」
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ラザロ / 井土紀州
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1261
2007-08-11T13:58:14Z
2007-08-28T14:49:58Z
格差社会に一石を投じた作品(?)で、怪物マユミ(東 美伽)が大暴れ。 『ラザロ...
redstone
格差社会に一石を投じた作品(?)で、怪物マユミ(東 美伽)が大暴れ。
『ラザロ』はあくまで総合タイトル。
実は3部構成になっているのだが、3作品とも「持たざる側の、持つ側に対する復習劇」となっている。
いろいろな意味でハラハラする映画なのだが、特にマユミ演じる東美伽の七変化は必見。
他にもツッコミ所は満載。
『もう一度、お会いできませんか(棒読み)』
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不完全な二人 / 諏訪敦信
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1256
2007-08-10T13:07:11Z
2007-08-27T13:10:52Z
冒頭のシーンから普通の映画と違うこととがわかる。 夫婦を乗せてパリ市内を走るタ...
redstone
冒頭のシーンから普通の映画と違うこととがわかる。
夫婦を乗せてパリ市内を走るタクシーを外から撮っているのだが、丸みを帯びた淡い陽光が反射して車内の様子が判然としない。
このシーンで、「これはフランス映画なんだな」と改めて気を引き締めるのだ。
物語は至極単純。
旧友の結婚式に参加するために遥々リスボンからパリにやって来た夫婦が前日の友人とのディナーで15年の共同生活にピリオドを打つことを不意に打ち明けてしまう。
夫婦の行き違いの原因は映画の中では示されない。
ただ、葛藤する二人の感情が淡々と描かれているだけ。
しかもその葛藤の解釈は視聴サイドに完全に委ねられ、自分の人生経験に重ね合わせることを否応なく強いてくるのだ。
この種の映画は評価が分かれるみたいだが、その評価こそ、本人の人生経験に、何らかの相関を見出せるのではないか、そう思わずにはいられない。]]>
私たちの幸せな時間 / ソン・ヘソン
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1257
2007-08-05T13:15:10Z
2007-08-27T13:25:29Z
期待していたんだが、これはハズレ。 ストーリーもよくありがちだし、まったく感情...
redstone
期待していたんだが、これはハズレ。
ストーリーもよくありがちだし、まったく感情移入が出来ない。
周りは結構泣いていたみたいだけど、こっちは全然だった。
韓流は取捨選択が難しい。
イ・ヨナンは綺麗だったんだけどねぇ。]]>
過去のない男/アキ・カウリスマキ
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1181
2007-07-07T17:31:28Z
2007-08-27T10:59:12Z
新作「街のあかり」上映記念ということで、カウリスマキの代表作をユーロスペースで...
redstone
新作「街のあかり」上映記念ということで、カウリスマキの代表作をユーロスペースでの上映を見てきた。最終回ということもあってか、会場はほぼ満員だった。
暴漢に襲われ急死に一生を得た男。
病院から抜け出し、港のコンテナ置き場で倒れたところをコンテナを住居とするホームレスの子供たちに助けられたことをきっかけに、自身もこのホームレスコミュニティで生きることになる。
暴漢に襲われて、過去の一切の記憶が無くなり、行く場所がないためだ。
今で言う格差社会敗者の代表であるホームレス。
しかし、ここで描かれているホームレス達はたくましく、誇り高い。
ありがちな悲嘆や感傷というものがまったくないのだ。
手動の洗濯機を保有している隣のコンテナの住民を「金持ち」と呼び、「今日は金曜日だからディナーに行こう」とスーツを着込んで、主人公を誘って行った先が救世軍の配給だったり、金が無いくせにせっかく入った給料でやたらにビールを奢りたがったり、とにかく全員が前を向いている。
男が思いを寄せる救世軍のイルマという中年女性スタッフも「寝る前に聞くロックがささやかな日常の楽しみ」という淋しい人生を送っているが、少しずつ男に心を開くようになる。
この作品で描かれているのはささやかな愛と思いやり。
裕福でない世渡り下手な人たちをユーモアもって描いている。
悪徳警官にしても銀行強盗にしても憎めない人たちばかり。
カウリスマキは小津安二郎に影響を受けて映画を志したと言う。
後半の電車のシーンで、クレイジーケンバンドをバックに寿司を食べる場面は、会場も失笑していたが、それだけ日本にも詳しいのだろう。「雪の降る街を」も流れてましたね。
満ち足りることは何なのだろうと改めて考えさせられた。
資本主義社会に身を置いていると、気付かないうちに利潤追求・効率重視の思考に陥ってしまうことがあるが、それだけがすべてじゃないって改めて気付かせてくれる、そんなほのぼのとした作品で上映後もさわやかな気分になれた。
「レニングラード・カウボーイ」も観たかったが、また次の機会。
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監督バンザイ!/北野武
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1142
2007-06-07T12:39:23Z
2007-06-07T21:38:09Z
意味わかりません。 正直言ってやりたい放題。 解釈やら分析をした時点で負けにな...
redstone
意味わかりません。
正直言ってやりたい放題。
解釈やら分析をした時点で負けになります。
少なくとも監督はそう思っているだろうね。
前半のパロディは爆笑したけど、基本は意味不明。
映画の必要性はないと思います。
金返せ。
うそです。
でも、渋谷シネセゾンはもう少し気を使ってほしかったなぁ。
上映前はアレを隠しておいて、上映後にいきなりアレが
置いてあったほうがインパクト強かったのに・・・。
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博士の愛した数式/小泉堯史
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1135
2007-06-03T13:55:31Z
2007-06-03T14:01:25Z
原作の小説も読んだが、映画の内容はちょっとガッカリ。 原作ではプロ野球観戦とな...
redstone
原作の小説も読んだが、映画の内容はちょっとガッカリ。
原作ではプロ野球観戦となっているところが、√(と博士に呼ばれている少年)が出場する少年野球の試合観戦に変更になっている部分とかは、まあ許せるんだが、
行間を読ませようとはせず、1から10まですべてをちゃんと説明しようとするのはいかにもお粗末。
もう少し数学のロマンに焦点を当ててほしかったなあ。
映画では双子素数とかまったく触れてないし。
でも深津絵里は良かった。
いいものはいい。
関係ないけど、数学が好きな人は総じてロマンチストだと思う。
誰が実証してくれ。
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タクシードライバー/マーティン・スコセッシ
tag:blog.specters.net,2007:/redstone//6.1134
2007-06-03T13:30:08Z
2007-06-03T13:47:44Z
はい。 この作品も余裕で見てなかった。 まずオープニングのトム・スコットのアル...
redstone
はい。
この作品も余裕で見てなかった。
まずオープニングのトム・スコットのアルト・サックスにやられる。
退廃的な30年前の大都会のNYのイメージそのまま。
不眠症で淋しがり屋のダメ男トラヴィス。
深夜タクシーを走らせる単調な日々。
選挙運動員の女性に一目惚れして、ポルノ映画に誘って振られるというダメさ加減。
そんなダメ男が、とある使命を感じて己の肉体と技術の鍛錬を始める。
初めてモヒカンで登場したシーンはマジで衝撃的。
あと、ラストシーン。
デ・ニーロの名声に擦り寄ってきたベッツィ(シビル・シェパード、美しすぎる!)をシカトする姿は最高にカッコいい。
しかし、ダメ男が主人公の作品は面白いのに、ダメ女ものは何故つまらないのだろうか。
というか、そもそもダメ女の作品ってあまりないよね。
今度はそこのところをちょっと突き詰めて考えてみたい。
あと、この映画はジョディー・フォスターが子役として出演しているのでも有名だが、
やはりあの目は息を飲むほどきれいだ。吸い込まれるとはこのことだろう。
「このクソ溜めに溜まったゴミを洗い流す雨はいつ降るんだ?」
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