17歳の肖像('08)ロネ・シェルフィグ
全体的には楽しめましたが,脚本がニック・ホーンビィ.さすがホーンビィ,って感じではなくて,かなりベタな描写がいまいちグルーヴをうまずにながれてゆき,冗長な感じになっております.編集がいけていないのでは?という感想.
映画の主題とは関係ないけど,60年代の前半,イギリスの中流な少女はパリにあこがれていたんだなぁ,と.考えてみればそんなもんか.ビートルズにはじまるアメリカへのブリティッシュ・インヴェイジョン以前,イギリスはまだ,外国に誇れる若者文化を持っていなかったのだろう.
主人公の父親がアルフレッド・モリーナで,コーヒーアンドシガレッツでスティーヴ・クーガンと最高のやり取りを見せてくれたアイツ(左側の男.このやりとり,俺は大好きすぎて,寝る前に布団の中で確認したりするくらい.)なんだけど,そこは哀愁が漂ってて楽しめました.
コメント
リンク先のCoffee and CigarettesのCousins見たらはまってしまった。
Alfred Molinaはちょうど先日Chocolatを見たばっかなんだよねー。明日DVDを探してこよう。Coffee and Cigarettesはどのくらいメジャーな映画なんだろ。Blu-rayであったらいいなー。最近プレーヤーゲットしたので。
投稿者: Shin | June 9, 2010 09:19 PM
反映遅れすまぬ・・
これ最高のやりとりだろ?まあひとつ挙げると "i'm certainly aware of YOU." とかね.
あと,モリーナの電話での笑い声最高.you bastard...
投稿者: nobs | June 18, 2010 12:56 PM