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パリ、テキサス('84)ヴィム・ヴェンダース

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テレビで。いまさらパリ、テキサスかと思いつつ、ちょろっと見はじめる。子供がジャンクションの下にいるシーンまで、と思ったらそこまでけっこうあった。結局最後まで見る。不思議とこの映画のナスターシャ・キンスキーはあまりきれいに見えない。当時意外と若くて(22才くらい)、他のしょうもない映画だと(『殺したいほど愛されて』とか)、かなりきれいなんですが。

『テス』から5年。彼女が若かったのは80年代前半までだなあ。大好きです、ナスターシャ!ときおり寒い演技もあるけど。結局、彼女は作品に恵まれていたといっていいんだろうか?いいんだろうな。ポランスキー、ヴェンダース(3回)、コッポラ(失敗作の誉れ高い作品)と、大物監督の映画にも出たし。

で、この映画はやっぱりさすがに「ロード・ムーヴィー」でした。久々にみたけどやっぱり面白いです。赤い車を追いかけるところとか。いいね。「いまさらパリ、テキサス」感はあるけどね。75点満点の55点くらいの映画でしょうか。あ、でも見終わって、感化されて『時の翼にのって』の巨大ポスターを探し出して部屋に貼りました。やっぱりヴェンダースには何かがある。