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ドーム後に思ったこと②

何も考えぬのは勿体無い。

あのライヴは果たして成功だったのか、失敗だったのか。

ということを無駄に考えていて、まぁ成功だったに決まってるんだろうが、Perfumeがなにやら異様な『異物』であるというような歴史と個性でもって成り立ってきた、という意味においては失敗であったとも思うのであった。 

『近未来テクノポップユニット』というめちゃくちゃなコンセプトの時期に出された曲達。

結局この頃の曲が未だに最強のキラーチューンとして成り立っていることの意味。

ヤスタカが「あれは嘘でした~」と言いたかった Dream Fighter の歌詞をそのまんま地で行こうとしているのは、どうなんでしょうか・・・・ 

http://www.youtube.com/watch?v=WvqCQ8kLLBs

映画トロンのリメイクも公開されるし(サントラはDAFT PUNK!!)丁度いいのでもう一度 SFモチーフにも戻って欲しいとか思う今日この頃・・・

最近の楽曲は『旨い!』 んだけども、年を経れば経るほど『Perfumeの世界観』の内容が幼稚に成って行くのは、つまりそういう戦いだからなんだろうけど、それでは結局は埋もれていくだけだろうから。

今やってることのとんでもないレベルの高さには感服するのだけど、歌詞の内容を 『崩壊し得る(している)日常に距離をとりつつも、受け入れる 冷めた第三者』的な路線に戻して欲しいのであった。 

(そういう意味で私はマカロニの歌詞に悶絶するのでした・・・)

可愛らしい内容を可愛らしくやる なんてそんなもん、他に適した奴らがいくらでもおる。

いや、シナリオはできあがってるだろうし、既に動いてるんだろうけども。

「期待にこたえる」ためにも、是非とも気軽に飄々と騙しまくってほしいものです。


ちなみに先の動画ですが、なんだかんだ言ってますが、余裕で号泣しました。

歌詞を書くならかしゆか書いてくれ!!

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