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スペクタクル

久々の「マーズアタック!(B級)」で、マーズ自身も当然ご満悦だったし、俺も気付いたら吐き気を演じるほどになっていた。時期が時期だし、年が年だし、役回りと言うものもある。 だからなんだという奴もいる。
だからなんだ! このすっとこどっこーーーい!!!!

タイミングなんだよねー、結局。
いやーやっぱサイコーだなー。楽しかったー。

ただ、スペクタクルっつーにはちと足りなかったなー。 時期が時期っつーのが一番でかいな。

ま、次はこっちがアタックしてやるぜ!!!!!!!(笑)

ユーロ2008、開幕から5日経過。

ポルトガルは危なげなく2連勝を飾り、早くも決勝トーナメント進出決定。
他にも、スペイン、スゥエーデン、、ドイツ等、各組の強豪が順調な滑り出しを見せている・・・
「死のグループ」C組意外は。

イタリア、フランス、オランダ、ルーマニアと、この4チームがまんま準決勝に残った4チームだったとしても当たり前な、超もったいない事この上ないC組。

まず、フランスvsルーマニアの一戦は、0-0のスコアレスドロー。
お互いに相手の良さを消しつつ、アンリを体調不良でベンチに残したフランスは、可能性を試しながら、
ルーマニアは、シンプルに徹して、キブーがゲームをコントロールする感じで、それぞれ本調子2歩手前ってな感じだった。
今の両チームの状態であれば、まあ妥当な結果だろう。

しかし、当然このドローは、2戦目以降で、それぞれが残りの強敵相手に「勝ちに行く」ことが必要になる結果である。

そして、ユーロ初戦最大の注目カード、イタリアvsオランダ・・・・・

誰がイタリアが初戦で0-3で敗退することを予想したろうかね。

もう、これは、サッカーのスペクタクルが詰まりに詰まった最高のゲーム・・・。
ここ数年のナショナルチームの試合ではダントツに面白いゲームだった。
疑惑の一点目はともかく、2点目、3点目のオランダのゴールは本当に美しかった。
特に2点目、MVP級の活躍を見せた「10番」スナイデルのゴール・・・・。完璧だった。
イタリアの反撃も凄まじかった・・・あんなに攻めまくるイタリアなんてそうそう見られるもんじゃない。
少なくとも4回の決定的なチャンスを防いだファン・デル・サール。
マジで凄かった・・・。特に3点目のカウンターに繋がった、ピルロの完璧なFKに対するセービングは圧巻だった。
サッカーっつーのはまぁあいまいで不条理なゲームだが、ここまでそれが重なったイタリアは見たことがない。むしろイタリアは、その不条理さを極限まで押さえるチームなのに・・・。

ほんっとーのスペクタクルは、少なからず偶然の産物なのだ。

それを必然としてしか捕らえられんから、更にスペクタクルは演出される。

今週金曜日深夜。

C組2試合目。

イタリアvsルーマニア オランダvsフランス

TBSで2試合連続生放送。

絶対見るべし。


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