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He Died.

皆それぞれです。

叔父が死んだ。
んで、昨日、葬式にサボった。
というか、喪服を着たまま中央線の中で熟睡してしまい、そのまま東京~高尾間を往復しまくったらしく、集合時間の5時間後とかに高尾で目が覚めてあきらめた。

ちなみに電車に乗る2時間前まで俺はアフロ・アメリカンだった。
サンタコスチュームに身を包んだJBが、「君もコスプレしないか!」と俺を指差しながらアジテートしまくっている。最強に楽しかった。
JBのクリスマス・アルバムとか聴きながら、メイドボーイとチークダンスとか踊ったり、チャイナガールと抱き合ったり、マイケルが踊ってたり、本物のニューオリンズアメリカンと爆笑したりしていた。

葬式スッポかすとか、さすがに本当の後悔と、自責の念と、申し訳なさで心が満たされました。
親には謝りまくりました。本当に申し訳ありませんでした、とか言いまくった。

んで、親父には、なにやってんだ、お前もう三十だろみたいなことを言われまくった。
そんなんじゃ世の中どうやってくんだ的に。
それはそれで全く正しい。俺は三十だ。クソったれな三十だ。

ただ、お前がいいたかったのはそんなことじゃなかったハズだぜ。

なに勝手に他人の幸福のために磨り減った気になっていやがる。
それは孤独を知ってて、その事に正直な奴だけがとっていいスタンスなんだよ。
十字軍気取りが。偽善者が。
今更「ノルウェイの森」とか読んで悦に入ってる場合じゃねーんだよ。
お前兄貴にナメラレまくってるじゃねーか。なにやってんだ?

お前も63になった。叔父が死んだ。つまり、そろそろお前もなんだぜ。
とか言いたかったが、そこはグッと堪える。さすがに。

親父。本当にごめんよ。

今現在、桐野夏生の「魂萌え!」(面白い。Jin&たまたま店にこの本を忘れていったお客さんに感謝)を読んでいる。庇護が死ぬみてーの。んで結局は一人ということの確認。ただ、そんなもん実践不能。
だとしたら、何やってんだよお前等。

むしろ葬式サボった事により久々にいろんな感情が交錯してよかった気もする。

叔父とは個人的にはあまり関わりがありませんでしたが、自分の中に流れている酒飲みとしての血を意識させてくれるには十分な酒豪でございました。合掌。

なんかJBが死んだらしい。

とりあえず、JBでななく、さっきまで飲んでた店で流れていたノラ・ジョーンズの軽薄さにもいい加減辟易したので、今日もまたNeil Youngを聴く事にしようと思う。
爆音さがもはやナチュラルになっている曲がいい。

っつーわけで、「Loose Change」をエンドレスで聴く事にしよう。

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