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肩幅の人

口笛を吹きながら橋を渡る。夕暮れなどとっくに過ぎて、時折自転車が追い越していく。もう誰も信用できないし誰にも信頼されていない。死ぬか生きるかも決められず、失うものは全て失って、最後に残ったのがこの肩幅だった。そういう肩幅の人に私はなりたい。

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